東京市場は堅調か。先週末の欧州株はまちまちで米国株は上昇。米株市場は短縮取引であったが、年末商戦をにらんで消費関連株に買いが入った。S&P500とナスダック総合は最高値を更新している。ドル円は足元で111円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて70円高の22650円、ドル建てが75円高の22655円で取引を終えた。

 海外市場は落ち着いた動きで、米国株は高値更新基調が継続。ドル円は111円台ではあるが、先週金曜の取引時間の水準からはやや円安に振れており、日本株にはおおむねポジティブな影響が見込まれる。改めての材料は乏しいため、場中は動意に乏しい時間帯が長くなると考えるが、テクニカル面では5日線(22498円)や25日線(22300円)がサポートになると期待でき、下げづらい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは22580円−22750円。