東京市場は軟調か。先週末の欧州株は軟調で米国株はまちまち。米国の税制改革先送り懸念が相場の重しとなっている。ドル円は小動きで足元では113円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて55円安の22465円、ドル建てが35円安の22485円で取引を終えた。

 日経平均は先週木曜の乱高下以降、ピーク感も意識される中、米国株も上値が重くなっており、利食い売りに押される展開が想定される。CME225先物は22500円より下で終えており、米国株が小動きであった割には初動が弱めとなりそう。場中は22500円が意識され、大きく下げる局面では押し目買いが入るとみるが、直近の上昇をけん引してきた指数との連動性が高い銘柄の上げ一服が予想される分、戻りも限定的と考える。日経平均の予想レンジは22380円−22600円。