東京市場は堅調か。欧州株はまちまちで米国株は上昇。手がかり難の地合いではあったが、米国株は終盤にかけて買いが入り、主要3指数はそろって高値を更新した。ドル円は足元で113円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて5円高の22945円、ドル建てが20円高の22960円で取引を終えた。

 海外市場の落ち着きは日本株には好材料。きのうの日経平均は3桁下落から急速に値を戻しており、下値不安は和らいだ。米国株もしっかり高値を更新しており、買い優勢の展開を予想する。寄り前には9月の機械受注が発表されるが、足元で企業決算が良好であることから、好内容が確認できれば、機械関連の押し上げ材料となる可能性がある。23000円が抵抗となるかが注目点となるが、難なく抜けるようなら上げ幅拡大も期待できる。日経平均の予想レンジは22880円−23150円。