東京市場は堅調か。欧州株はまちまちで米国株は上昇。やや材料難の地合いではあったが、米国では買収に関するニュースなどを手がかりに個別物色が進み、主要3指数はそろって高値を更新した。ドル円は114円より上が重く、足元では113円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて20円安の22580円、ドル建てが5円安の22595円で取引を終えた。

 新たな好材料には乏しいが、海外市場はおおむね良好な地合いが続いており、日本株もしっかりの展開を予想する。日経平均はきのう乱高下しながらもしっかり22500円台を保って終えた。良好な企業決算が多く確認できている中、下値での買い意欲は強く、22500円を下回るような場面があれば、押し目買いが入る可能性が高い。場中は小動きとなりそうだが、22500円より上での値固めが進み、底堅い地合いが続くと考える。日経平均の予想レンジは22450円−22650円。