東京市場は堅調か。欧州株は下落しており、米国株はまちまちの動き。米国ではユナイテッドヘルスやジョンソン・エンド・ジョンソンの好決算を受けてダウ平均が23000ドルをつける場面があった。ドル円は足元で112円10銭近辺で推移している。良好な米国の経済指標を受けてドル高が進む場面もあったが押し戻された。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて20円高の21370円、ドル建てが50円高の21400円で取引を終えた。

 米国株や為替の落ち着いた動きが続いていることから、しっかりの展開を予想する。ダウ平均の23000ドル乗せは、先の米国株高への期待も高める。海外市場に上昇一服感が出ているため、場中にはマイナス圏に沈むような場面もあるかもしれないが、きのうも前場に急失速したにもかかわらず、後場には盛り返しており、下値では押し目買いが入る可能性が高い。新たな手がかりには乏しく、積極的に上値を追うような展開にはなりづらいものの、底堅い動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは21250円−21450円。