東京市場は堅調か。欧州株はまちまちで米国株は上昇。米国では今週から本格化する企業決算への期待が高まり、主要3指数がそろって高値を更新した。ドル円は米長期金利が上昇したことでドル買いが優勢となり、足元では112円20銭近辺と112円台を回復している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて65円高の21335円、ドル建てが100円高の21370円で取引を終えた。

 海外のトレンドに大きな変化はなく、米国株の強い動きが続いている。ドル円も円高一服傾向が見られることから、日本株も引き続き上昇する展開が見込まれる。日経平均はきのうまで10日続伸で、高値警戒感も意識される局面ではあるが、良好な外部要因を受けては売り材料に乏しいという状況。米国同様、国内もこの先の企業決算への期待が支えとなり、下げづらく、上げやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは21280円−21400円。