東京市場は堅調か。欧州株はまちまちも米国株は上昇。米国では9月ISM非製造業景況指数の好結果が安心材料となり、主要3指数がそろって史上最高値を更新した。為替市場でも良好な経済指標を好感してドルが買われており、ドル円は足元で112円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円高の20665円、ドル建てが70円高の20700円で取引を終えた。

 米国株は小幅な上昇ではあるものの、海外市場の落ち着きを好感して総じてしっかりの展開を予想する。東京市場は三連休を控えており、週末までは積極的な買いは入りづらいであろうが、下げる材料も少ない。米国では強い経済指標が相次いでおり、週末の雇用統計が良好であれば、さらなる円安・株高要因になるとの期待も高まる。先高期待から底堅い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは20580円−20700円。