東京市場は堅調か。欧米株はそろって上昇。良好な地合いが継続した。米国では自動車販売の好調が確認されたことなどが買い材料となり、主要指数の最高値更新基調が続いた。ドル円は小動きで足元では112円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて75円高の20675円、ドル建てが105円高の20705円で取引を終えた。

 良好な米国の経済指標を確認しながら米国株の強い上昇が続いており、日本株も高値更新が続くと予想する。きのう節目の20500円を難なく突破し、きょうも外部環境は良好であることから、先高期待は高まりやすい。ドル高の勢いがやや弱まっている分、値動きとしては落ち着いたものになりそうだが、売り込みづらい相場環境の中、20500円より上での値固めが進むと考える。日経平均の予想レンジは20600円−20800円。