東京市場は強い展開か。欧州株はおおむね堅調。米国株は良好な経済指標などを好感し、ダウ平均が152ドル高と大幅上昇となっている。ドル円は足元で112円60銭近辺と、ドル買いの動きは限定的となっているものの、米国株高を好感して買い優勢の展開が想定される。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて60円高の20470円、ドル建てが90円高の20500円で取引を終えた。

 CME225先物からは20500円近辺からのスタートが予想される。節目でもあり、ここをすんなり抜けられるか、それとも抵抗となるかがきょうの焦点とはなりそうだが、抵抗となった場合でも、崩れる流れとはならず、20400円台のもみ合いが続くと考える。一方、すんなり抜けた場合は、9月21日につけたザラ場の年初来高値20481円も上回ることになり、先高期待が高まる。ただ、いったんは節目乗せで到達感が出やすいことから一段高ともなりづらく、どちらにしても、20500円近辺で終日しっかりの動きになると考える。日経平均の予想レンジは20400円−20600円。