東京市場は反発か。ひとまず北朝鮮の建国記念日を波乱なく通過し、全般的に買い戻しが予想される。為替市場もドル円が再び1ドル=108円台まで戻している。米国市場ではまちまちながらも金融株が業種では最も上昇しており、銀行や証券などに下値買いが予想される。
一方、国連安全保障理事会における北朝鮮への制裁決議案の採択の結果次第では何らかの挑発行為も考えられることから、買い一巡後も地政学リスクを引きずり様子見姿勢か。
CME225先物(12月限)は円建てが大証日中終値と比べて10円高の19150円、ドル建てが60円高の19200円で取引を終えた。
日経平均の予想レンジは19300円−19400円。9月限のSQ(19278.13円)を上回ってのスタートが予想され、200日移動平均線(19403円)どころを意識した推移が予想される。