東京市場は軟調か。日経平均の予想レンジは19350円−19100円。朝方の北朝鮮によるミサイル発射報道でドル円相場は108円台前半まで円高進行、CME日経先物の大幅安などを受け、売り優勢のスタートが予想される。寄り付き前までにはある程度は落ち着く可能性はあるが、取引時間中のアジア株の反応や時間外で取引されている米国株が大幅に下げる場合、今晩の米国株の下げを警戒して下値買いが入りづらい。円高進行が加われば、短期筋による先物への売り仕掛けなどで下げ幅を広げる展開なども想定しておきたい。
ただ、欧米株式市場がやや落ち着いて返ってきたことや、日銀によるETF買いが入る可能性が高く、ドル円が109円台を回復できれば、日経平均は19230円〜200日線(19310円)が終日のメーンのレンジとなるだろう。