東京市場は堅調か。欧米株はまちまちで米国株は下落。ジャクソンホール会合前で様子見姿勢が強い。ドル円が米新規失業保険申請件数の良好な結果などを受けてドル高・円安が進んでおり、日本株には為替がポジティブに作用する展開を予想する。CME225先物は大証日中終値と比べて85円高の19405円、ドル建てが95円高の19415円で取引を終えた。

 イベント前でもあり、日本株も大きな動きは出づらいと想定される。きのうの下げ分を戻す程度の上昇は期待できるが、19500円には届かずといった展開か。上値が重かった週の週末で、売買増加は期待しづらく、北朝鮮のリスクも依然として残る。ドル円が110円に迫るような動きとなれば、会合への期待買いが盛り上がる可能性もあるが、総じて方向感に乏しい地合いが継続すると予想する。日経平均の予想レンジは19350円−19480円。