東京市場は堅調か。欧米株はそろって上昇。米国では6月個人所得や7月ISM製造業景況指数は弱い内容となったが悪材料視はされず、主要3指数は終日堅調に推移した。ドル円は米経済指標を受けて110円を割り込む場面があったがその後は切り返し、足元では110円30銭近辺で推移している。円建てのCME225先物は大証日中終値と比べて25円高の20005円、ドル建てが35円高の20015円で取引を終えた。

 欧米市場の強い動きが日本株を支える展開が想定される。米国株の動きがとにかく強い。決算を発表したアップルが時間外で上昇しており、今晩の米国市場にも好影響が見込まれる。きのうの東京市場では新興市場が急落したが、米国でナスダック総合が上昇したことで、きょうは反発が期待でき、その反発力も大きくなる可能性がある。国内は材料に乏しく、あすの内閣改造発表を前に様子見姿勢も強まりやすいが、良好な外部環境を受けて売りが手控えられる可能性が高く、小じっかりの展開を予想する。日経平均の予想レンジは19920円−20100円。