東京市場は小動きか。休場明けの米国株はまちまち。FOMC議事要旨公表で新たな手がかりに乏しかったこともあり、方向感に乏しい展開となった。ドル円は足元で113円10銭近辺での推移。米製造業受注指数が弱かったことなどから、やや円安一服となっている。円建てのCME225先物は大証日中終値と変わらずの20070円、ドル建てが30円高の20100円で取引を終えた。

 海外市場に特段大きな変化がなかったことから、動きづらい展開が想定される。ドル円の動きはややネガティブも、113円近辺で推移していれば、売り材料にはなりづらい。北朝鮮の地政学リスクへの警戒はくすぶる一方、週末のG20サミットや6月雇用統計は期待材料。強弱材料入り交じる中、次の材料待ちでこう着感の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは20000円−20150円。