東京市場はもみ合いか。米国株は独立記念日による休場で、欧州株は薄商いの中、軟調に推移した。ドル円は足元で113円00銭近辺での推移。きのう引け後に北朝鮮の発表を確認した後は切り返していたが、朝方に再び円高方向に傾いている。すでにきのうの後場の時点で北朝鮮の会見を警戒して日経平均は値を消したことから、きょう改めてネガティブ視する動きは限定的と考える。失速の反動で買い先行の展開も期待できるが、最近は平時でも場中の動きが少なく、米株が休場で、北朝鮮リスクは再燃という状況では、そこからの買いは続かないだろう。一方、きのうも節目の2万円は上回って終えたことから、ここはサポートとして強く意識されやすく、2万円近辺での小動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19950円−20150円。