東京市場は堅調か。米ISM製造業景況指数など強い米国指標を受け、ドル円が113円台に到達しており、為替が日本株を上に押し上げる展開を予想する。米国株はナスダック総合が下落、ダウ平均とS&P500が上昇とまちまちの動きだが、ダウ平均は3桁の上昇となっており、こちらの動きが好感されると考える。円建てのCME225先物は大証日中終値と比べて75円高の20145円、ドル建てが110円高の20180円で取引を終えた。今晩の米株市場は独立記念日のため休場。そのため、きのうまでと同様、場中は動意に乏しい展開が想定される。ただ、きのうの日経平均は2万円および25日線を一度も下回ることなく推移しており、下値の固さは確認できた。ドル円の113円台乗せはテクニカル的にも円安進行への期待を高める動きでもあり、終日良好な地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは20100円−20250円。