東京市場はもみ合いか。先週末の欧州株は小幅安で米国株はまちまち。弱く始まった原油が持ち直したことが一定の下支えとはなったが、方向感に乏しい展開は続いた。ドル円は小動きで、足元では111円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて15円高の20095円、ドル建ては50円高の20130円で取引を終えた。
欧米株やドル円のこう着感が強まっており、先週後半以降の動きづらい地合いが継続する展開を予想する。原油安に関しては警戒が拭えない一方で、米国株は大きくは崩れてはいない。今週は米国の指標発表も多く、これらを見極めたいとの見方から売り込みづらくもあり、日経平均は2万円から前日終値近辺の間で小動きが続くと予想する。予想レンジは20000円−20180円。