東京市場は軟調か。欧州株は原油安が嫌気されて下落。米国株はまちまち。エネルギー株などは弱かった一方、ヘルスケアやテクノロジー株には買いが入り、ナスダック総合は上昇した。ドル円は原油動向に振らされる展開。111円70銭台まで円安が進む場面があったが、その後失速し、足元では111円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて10円安の20100円、ドル建ては25円高の20135円で取引を終えた。欧米市場が原油価格に神経質な動きを見せており、ドル円の動きも鈍いことから、弱めの動きが想定される。外部環境はきのうとそれほど変わりはないが、きのうの日経平均が終日弱い動きであったこともあり、上値追いには慎重な姿勢が強まりそうだ。大きく下げる地合いにもなりづらいと考えるが、手がかり難から動意に乏しい展開が続くと予想する。日経平均の予想レンジは20000円−20180円。