三菱商事株式会社(以下、当社)は、100%子会社の三菱デベロップメント社(Mitsubishi Development Pty Ltd、以下MDP社、本社:豪州ブリスベン)経由32.4%の権益を保有する ハンター・バレー・オペレーションズ炭鉱(Hunter Valley Operations、以下HVO炭鉱)及び28.9%の権益を保有するワークワース炭鉱(Warkworth、以下WW炭鉱)に関し、以下お知らせ致します。

リオ・ティント社(Rio Tinto、豪州・ロンドン証券取引所上場)がヤンコール・オーストラリア社(Yancoal Australia Ltd、以下ヤンコール社、豪州証券取引上場)にコール&アライド社(Coal & Allied Industries Limited、以下:C&A社、本社:豪州ブリスベン)を売却することに合意したことから、当社保有のタグアロング権(*1)に基づき、当社はヤンコール社とHVO炭鉱権益の売却に関する協議を進めておりました。この度、ヤンコール社より、HVO炭鉱権益を買収(権益対価U$710M)する提案を受け、これを受諾することと致しました。また、同時にヤンコール社に対してWW炭鉱を買収できるオプション(権益対価U$230M)を付与することについても、合意したものです。

また、当社は、先日リオ・ティント社に対してC&A社買収のオファーを提示したグレンコア社(Glencore Plc、ロンドン・ヨハネスブルグ・香港証券取引所上場)からも、HVO炭鉱権益及びWW炭鉱権益の買収提案を受けておりました。グレンコア社がC&A社の買収者となる場合に、U$920Mにて同社提案を受諾することと致しました。

当社は、「中期経営戦略2018」に於いて、金属資源分野については投融資残高を一定に保ちつつ、積極的な資産入れ替えを進めており、ヤンコール社、あるいはグレンコア社のどちらがC&A買収者になっても売却することとしたものです。

権益売却の合意と共に、一定の本邦向け一般炭独占販売代理店契約についても各社と合意しております。

当社は、金属資源トレーディング事業を通じて、今後とも、本邦の電力会社をはじめ、需要の拡大が見込まれるアジアを中心に一般炭の安定供給に努めて参ります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2017/html/0000032575.html

(*1) リオ・ティント社がC&A社を第3者に売却する際に、当社が保有するHVO炭鉱権益を当該第3者に売却できる権利。

概要:三菱商事株式会社

詳細は www.mitsubishicorp.com をご参照ください。

Source: Mitsubishi Corporation

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