東京市場は軟調か。欧米株は軟調。米国ではアップルやネットフリックスなどが大幅安となり、米国や日本の動きを受けて欧州でもハイテク株が売られる展開。ドル円も米株安を受けてさえない動きが続いており、足元では109円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて50円安の19810円、ドル建ては10円安の19850円で取引を終えた。
米ハイテク株の弱さがグローバル市場に伝播した格好となっており、警戒売りが強まる展開が想定される。米主要3指数の下げ自体は小幅ではあるものの、米ハイテク株はここまで米株の上昇を大きくけん引してきただけに、落ち着きを確認するまでは買いも入りづらい。FOMC前でもあり積極的な売買は限られるだろう。25日線が19835円に位置しており(12日時点)、安値は同水準を意識しつつ、下値模索が続くと予想する。日経平均の予想レンジは19780円−19880円。