東京市場は堅調か。欧米株はそろって上昇。米国株はおおむね良好な経済指標を好感して主要3指数がそろって史上最高値を更新した。ドル円も指標結果を受けてドル高・円安の動きで、足元では111円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて70円高の19930円、ドル建ては75円高の19935円で取引を終えた。日本株がきのう強い上昇を見せたところで、やや上値の重かった米国株がしっかり上昇しており、買いの勢いが強まる展開が想定される。米国株が経済指標を材料に上昇したことで、今晩の5月雇用統計への期待も高まる。日経平均は節目の2万円を前にしては上値も抑えられるだろうが、先高期待から売りは出づらく、2万円を射程に入れつつ19900円台の値固めが進むと予想する。予想レンジは19880円−19990円。