東京市場は堅調か。欧州株は爆破事故があった英国は軟調も独仏は反発となった。米国株は続伸。金融を中心に幅広い銘柄が上昇した。為替は米長期金利の上昇を受けドル高(円安)に振れており、足元では111円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて130円高の19770円、ドル建ては140円高の19780円で取引を終えた。このところは米国株高を受けても円高が日本株の上値を抑えていたが、円安が進行したことでセンチメントが改善し、水準を大きく切り上げると予想する。足元で敬遠されていた主力株にも押し目買いが入り、米国同様に幅広い銘柄に買いが入る展開が期待できる。今晩の5月FOMC議事要旨公表前に円高が一服したことで、この先の円安への期待も高まり、終日強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19700円−19850円。