23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円98銭まで下落後、111円86銭まで上昇し、111円79銭で引けた。予想を下回った4月米新築住宅販売件数やリッチモンド地区連銀製造業指数を嫌ってドル売りが優勢となった。しかしながら、トランプ政権が2018会計年度の予算を発表したことや、連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公表(5月開催分)を24日に控えて、債券利回りが上昇し、これに伴いドル買いが再燃した。<br/><br/>ユーロ・ドルは、1.1249ドルから1.1175ドルへ下落し、1.1181ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測に伴うユーロ売り・ドル買いが再燃。ユーロ・円は、124円59銭から125円27銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.3034ドルへ上昇後、1.2957ドルへ反落した。ドル・スイスは、0.9705フランから0.9763フランへ上昇した。<br/><br/>

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