本日のマザーズ市場では、前週末の米株高を受けて外部環境に対する警戒感がやや後退し、買い優勢の展開となった。中小型の材料株物色が活発で、テーマ株の一角も急動意を見せた。また、好業績株にも引き続き積極的な買いが入った。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で897.99億円。騰落数は、値上がり178銘柄、値下がり51銘柄、変わらず8銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ売買代金トップのドリコム<3793>や、サイバーS<3810>、ケアネット<2150>、総医研<2385>、IIF<6545>など10%超の上昇となる銘柄が散見された。ドリコムはバンダイナムコエンターテインメントとの提携を発表している。また、中村超硬<6166>は20%を超える大幅高となり、夢展望<3185>、ASJ<2351>、ユーザベース<3966>はストップ高で本日の取引を終えた。夢展望は前週の決算発表から強い値動きが続き、ユーザベースは米社との提携が材料視された。その他、ミクシィ<2121>、エルテス<3967>、ビーグリー<3981>、うるる<3979>などが上昇した。一方、ソレイジア<4597>、SOSEI<4565>、PSS<7707>などが下落。また、本日より信用規制が実施されたエディア<3935>は急反落し、マザーズ下落率トップとなった。<br/>

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