セレス<3696>:1580円(+103円)<br/>大幅続伸。新事業としてビットコイン海外送金サービス「Sobit」を開始すると発表し、期待感が先行する格好となっている。同サービスは、仮想通貨ビットコインを使い、海外の通信会社が運営するプリペイド式携帯電話へ入金(チャージ)ができるもの。個人情報やクレジットカード情報の入力が不要で、世界137カ国、累計551社の携帯電話会社がサービス対象となっているようだ。<br/><br/><br/>クラリオン<6796>:400円(-15円)<br/>反落。クレディ・スイス証券はレーティングを「Outperform」から「NEUTRAL」に格下げとした(目標株価450円を継続)。18年3月期は研究開発費増などで、業績が足踏みとなる可能性が高く、中期成長を再度織り込み始めるには時間がかかると指摘。自動運転時代に向けた次世代製品の売上貢献は数年後で、受注獲得となれば研究開発費用の増加懸念も。なお、同証券は18年3月期の調整後営業利益予想を130億円から107億円に減額した。<br/><br/><br/>ソフトバンクG<9984>:8577円(+198円)<br/>続伸。サウジアラビア政府系ファンドなど計画していた「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の初回クロージングを完了し、930億米ドル超(10.4兆円)の出資コミットメントを取得したと発表。また、同ファンドを連結対象に加えると一部メディアが報じている。運用実績が業績に直結するが、報道によると持ち株会社移行後の同社の投資事業は、内部収益率(IRR)が高く、業績期待が優勢となっているようだ。<br/><br/><br/>資生堂<4911>:3629円(+99円)<br/>上場来高値更新。みずほ証券は、レーティングを「中立」から「買い」、目標株価も3250円から4300円に引き上げた。活発な中国人需要を捉えることに成功し、アジア地域でプレステージ化粧品としてのブランド力が醸成されてきたことを評価。日本や中国、トラベルリテール事業の好調による収益力の上昇を第1四半期決算で確認したが、この動きは中国事業の成長期以来、初の現象と指摘。高い増益率が18年12月期も継続するとみているようだ。<br/><br/><br/>ドリコム<3793>:1847円(+159円)<br/>3日ぶり大幅反発で年初来高値更新。バンナムHD<7832>の100%子会社であるバンダイナムコエンターテインメント(BNE)と業務提携を実施し、合弁会社を設立すると発表している。BNEのコンテンツ及びコンテンツビジネスにおけるノウハウと、同社のオンラインゲームにおける開発技術と運用ノウハウを融合し、HTML5を中核とする技術を活用したオンラインゲームの開発・運用・配信及びその配信プラットフォームの開発・運用を行う。<br/><br/><br/>フジオフード<2752>:3230円(+402円)<br/>一時ストップ高となり年初来高値を大きく更新。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は6月30日。株主優待制度についてはこれまでと変わらず、毎年6月末及び12月末時点で100株以上299株未満保有の株主に同社指定商品3000円相当、300株以上999株未満保有の株主には同6000円相当、1000株以上保有の株主には同12000円相当を贈呈する。株主優待制度の実質的な拡充となる。<br/><br/><br/>五洋インテ<7519>:159円(+30円)<br/>大幅続伸で年初来高値更新。新規事業として先端医療検査に関わるサービス事業へ参入するほか、先端医療検査に関わるサービス事業の子会社を設立すると発表している。「健康予防医療的サービス」では、「本当に自分に必要な栄養や改善方法は何かを知り、からだの状態を把握する」ことが可能なRNA検査をもとに、サプリメントの販売を行う。また、「遺伝子検査の事務代行サービス」も提供する。<br/><br/>

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