こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。<br/><br/>米エヌビディアがトヨタ自<7203>と自動運転車の共同開発を報じられるなど半導体関連企業が話題となっていますね。5/22付の「Daily Outlook」では、需要堅調の電子部品についてまとめられているのでご紹介します。<br/><br/>まず同レポートでは、『電子部品主要7社合計の17/3期売上高実績は、前期比1.9%の減収ながら、四半期ベースでは17/3期4Q(1-3月)に5四半期ぶりに前年同期比で増収に転換した。スマートフォンなどの需要減速や円高など、マイナス影響が一巡、自動車電装化やファクトリーオートメーション(FA)機器の需要拡大が顕在化しつつある』と伝えています。<br/><br/>こうした好況の一方で『決算発表時に示された18/3期会社予想は、前期比4.9%の増収と 物足りない印象である。四半期予想は開示されていないが、単純に“4”で割ると17/3期4Qの売上高水準が概ね続く見通しとなる。現在の事業環境を踏まえると会社予想は、需要や為替について保守的になっているようだ』と見ています。<br/><br/>続けて、『現在、想定以上の需要増や金融危機後の設備投資抑制から部品不足が広がっている。需給逼迫を受けて、半導体メモリーやシリコンウエハで先行して価格が上昇、電子部品でも一部では価格上昇が起きている模様。ところが、18/3期会社予想においては、逆に値下がりを見込んでいる会社もあり、現況を反映していないとみられる。値上げまでいかなくても、値下げの回避だけでも、業績上振れの可能性がある。価格の強含みで、需要増の恩恵だけにとどまらない業績改善が期待できる局面が到来している』との見解を述べています。<br/><br/>最後にレポートでは、『需要増や製品価格上昇の恩恵を受ける主な銘柄』を紹介しています。具体的には日本電産<6594>やローム<6963>、京セラ<6971>など全7銘柄が挙げられていますので、詳しくは5/22付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。<br/><br/>また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。<br/><br/>花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。<br/><br/>フィスコリサーチレポーター 花田浩菜<br/><br/><br/>

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