東京市場は反発か。欧州株は下げたが米国株は上昇。米国では決算が好感されたウォルマートが大幅高となったほか、通信株などを中心に幅広く買いが入った。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円高の19605円、ドル建ては40円高の19610円で取引を終えた。ドル円は111円40銭近辺で推移している。きのう大きく下げた米国株がしっかり反発しており、買い先行の展開が想定される。ただ、日米とも大きな下げを見た週の週末でもあり、反発力は弱いと考える。ダウ平均も上昇とはなったが、引けにかけてはやや売りに押された。また、米国株の上昇の割にはドル円の戻りは鈍い。序盤は戻りを試しつつも、3月高値が控える19600円どころが抵抗となり、その後は様子見姿勢からこう着感が強まると予想する。日経平均の予想レンジは19500円−19650円。