18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円48銭から111円74銭まで上昇して引けた。米国の雇用や製造業指標の予想を上回る結果に加えて、3日に実施された議会証言でコミー前FBI長官が政治的な捜査妨害を否定した発言を受けてトランプ政権への不信感が後退、ドルのショートカバーが加速した。<br/><br/>ユーロ・ドルは、1.1138ドルから1.1076ドルへ下落し、1.1100ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測が再燃しユーロ売り・ドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、122円95銭から123円85銭へ上昇。リスク回避の円買いが後退した。<br/><br/>ポンド・ドルは、1.3039ドルから1.2890ドルへ下落。<br/><br/>ドル・スイスは、0.9759フランへ下落後、0.9825フランまで反発した。安全資産としてのフラン買いが後退した。<br/><br/>   [経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:23.2万件(予想:24.0万件、前回:23.6万件)・米・失業保険継続受給者数:189.8万人(予想:195.0万人、前回:192.0万人←191.8万人)・米・5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:38.8(予想:18.5、4月:22.0)・米・4月景気先行指数:前月比+0.3%(予想:+0.4%、3月:+0.3←+0.4%)<br/><br/> 

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