マルコ<9980>: - 円( - 円)<br/>買い気配。17年3月期の営業損益は1.35億円の黒字(前期は6億円の赤字)で着地した。黒字転換の他、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載解消を好感する流れとなっている。事業構造改革を推進し、不採算店舗の統廃合や経費の見直しによる、売上原価及び販管費の効率化が進んだことが寄与した。また、18年3月期の営業利益見通しを約9倍の12億円としたことも買い材料視されている。<br/><br/><br/>Vテク<7717>:19730円(+1440円)<br/>急伸。17年3月期の営業利益は前期比110%増の54.14億円で、11日付けで修正した従来予想(54億円)に沿った着地。海外での有機ELディスプレイ及び大型液晶パネルの大規模な設備投資継続が背景となった。また18年3月期の通期営業利益を同84.7%増の100億円とし、一部市場予想(90億円程度)を上振れ、2期連続での最高益見込みとなった他、配当計画を前期比で85円増額した年間200円としたことも買い材料視されているようだ。<br/><br/><br/>東芝<6502>:242.7円(-19.1円)<br/>東芝は大幅反落。一部メディアが関係筋の話として「産業革新機構は同社の半導体事業の入札を見送る可能性もある」と報じている。これまで、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と産業革新機構の日米連合などが候補の1つとされていた。米ウエスタンデジタル(WD)が売却差し止めを求める法的措置を行使するなど、再建への不透明感が高まるなか、有力候補の不参加懸念により売りが優勢の展開となっている。<br/><br/><br/>ジンズメイト<7448>:331円(+71円)<br/>一時ストップ高。従来未定としていた18年3月期の営業損益見通しを3.0億円の黒字(前期は約8.3億円の赤字)と発表した(なお、18年3月期は決算期変更に伴う変則決算)。前期から一転しての黒字転換見通しが材料視されている。世界で活躍するパタンナー2名を登用し、PB商品や別注商品の魅力を向上、VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)の強化など各種施策を推進していく計画だ。<br/><br/><br/>PSS<7707>:462円(+80円)<br/>ストップ高。日立ハイテク<8036>との間で資本業務提携を行うと発表している。日立ハイテクを割当先として新株式231万株を発行し、差引手取概算額で8.54億円を調達する。日立ハイテクの所有割合は議決権ベースで10.02%となる見込み。なお、同日発表した16年7月-17年3月期(第3四半期累計)決算は、営業損益が3.67億円の赤字(前年同期は4.29億円の赤字)だった。<br/><br/><br/>ビーグリー<3981>:2252円(+240円)<br/>大幅続伸。17年1-3月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は22.24億円、営業利益は3.98億円で着地した(同社は今年3月上場のため前年同期実績の記載なし)。17年12月期の業績については、上期営業利益が5.21億円、通期では11.24億円(前期比42.8%増)とする従来予想を据え置いているが、上期計画に対し第1四半期時点で約76%という高い進捗率がポジティブ視されているようだ。<br/><br/><br/>アズジェント<4288>:2151円(+400円)<br/>ストップ高で年初来高値更新。17年3月期決算を発表している。営業損益は3.37億円の黒字(前期は2.60億円の赤字)となり、3月29日に開示した予想(3.40億円の黒字)に沿って着地した。18年3月期の業績予想については非開示としているが、18年3月期を起点とする中期経営計画において、21年3月期の売上高を17年3月期比3.1倍の150.00億円、経常利益を同6.0倍の20.00億円とする目標を掲げている。<br/><br/><br/>IIF<6545>:5360円(+670円)<br/>3日ぶり大幅反発。17年3月期決算を発表している。営業利益は前期比44.8%増の1.72億円となり、今年3月の上場時に発表した予想(1.61億円)を上回って着地した。短時間リハビリ型通所介護サービス(デイサービス)「レコードブック」を展開するヘルスケアソリューション事業の収益が大きく伸びた。18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比61.5%増の2.78億円との見通しを示している。<br/><br/><br/>タツモ<6266>:2025円(+201円)<br/>5日ぶり大幅反発で年初来高値更新。17年1-3月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比24.6%増の30.35億円、営業利益は同52.5%増の4.35億円と大幅な増収増益で着地した。プロセス機器事業の半導体装置部門において、スマートフォンやデータサーバー用の電子部品の需要が好調だった。17年12月期の通期業績については、営業利益で前期比3.6%増の13.95億円とする従来予想を据え置いている。<br/><br/><br/>

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