【続伸、栄電子が上昇率トップ】8日(月)<br/><br/>■概況■3054.60、42.18<br/>8日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは揃って続伸となった。値上がり数は540、値下がり数は112、変わらずは56。フランス大統領選挙で市場想定通りにマクロン氏が勝利したことで警戒感が後退。また、米4月雇用統計を受けた米株高や、為替が円安方向にふれたこともあり、日経平均とJASDAQ平均は買い先行で取引を開始。寄り付き後も終日順調に上げ幅を広げる展開となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>栄電子<7567>がストップ高で上昇率トップ。半導体関連銘柄の一角として物色が向かったもよう。ケアサービス<2425>は中国事業への期待感が根強い。ニューテック<6734>は、新製品「Kiteシリーズ」発売を引き続き材料視。ほぼ日<3560>は、投資信託運用会社のレオス・キャピタルワークスが同社株式の保有に係る大量保有報告書を提出したことがはやされた。鉱研工業<6297>は、一時ストップ高で年初来高値更新。経済産業省が4月下旬から愛知・三重県沖で実施しているメタンハイドレートの商業化に向けた実験で、天然ガスの産出を確認したと発表。ボーリングマシンの製造や工事施工等を行っており、関連銘柄との位置付けから物色が向かったようだ。その他、ロングライフHD<4355>、東武住販<3297>、内外テック<3374>などが上昇率上位にランクイン。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【続伸、ニューテックが上昇率トップ】9日(火)<br/><br/>■概況■3068.76、+14.16<br/>9日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは揃って続伸となった。値上がり数は387、値下がり数は238、変わらずは82。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。大型株などに利益確定の売りも出るなか、中小型株に物色が向かう展開となり、寄り付き後も順調に上げ幅を広げ、終日きょうの高値圏での推移となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>ニューテック<6734>がストップ高で上昇率トップ。ミラーリングカード「Kiteシリーズ」を本日も引き続きはやす展開。東証が制限値幅の上限を拡大しており、前日比5割超の大幅高となった。シーシーエス<6669>は、17年12月期の第1四半期決算を発表。通期業績に対する高い進捗率がポジティブ視された。アイ・テック<9964>は年初来高値を更新。好決算の他、配当増額など株主還元姿勢などが評価された。大成温調<1904>は、17年3月期業績の上方修正を発表。従来の減益予想から一転、増益見込みとなったことで関心が向かった。その他、ポラテクノ<4239>、ジオネクスト<3777>、ノムラシステム<3940>などが上昇率上位にランクイン。<br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【続伸、ポラテクノが上昇率トップ】10日(水)<br/><br/>■概況■3083.50、+14.74<br/>10日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは揃って続伸となった。値上がり数は387、値下がり数は246、変わらずは72。為替が円安方向に振れたことから、日経平均とJASDAQ平均は買い先行で取引を開始。寄り付き後は3080円付近での推移となったが、大引けにかけて若干上げ幅を広げた。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>中国事業への期待感が再燃したケアサービス<2425>がストップ高で上昇率トップ。北京に設立予定の合弁会社について、設立時期を6月めどに変更することを発表した。従来4月中の設立予定でったが、設立登記手続きに時間を要したようだ。野村マイクロ<6254>は、5月12日の通期決算発表に向けて業績期待が高まる展開となった。<br/><br/>ポラテクノ<4239>がストップ高で上昇率トップ。引き続き有機ELディスプレイ用ブルー光高透過偏光板の開発が材料視されたようだ。ノムラシステム<3940>は、好業績の小型株として需給主導で上昇継続。岩手銀行など地銀4行が、仮想通貨の技術を活用して、口座をネット上で一括管理できる新サービスの開発に共同で取り組むことを発表したことなどもあり、カイカ<2315>などには引き続き仮想通貨やブロックチェーン関連株として関心が向かったようだ。山田コンサル<4792>は、前期比28.5%増の18年3月期の営業利益見通しが好感された。その他、ロングライフHD<4355>、ほぼ日<3560>、協立電機<6874>などが上昇率上位にランクイン。<br/><br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【反落、石光商事が上昇率トップ】11日(木)<br/><br/>■概況■3081.78、-1.72<br/>11日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは揃って反落となった。値上がり数は304、値下がり数は316、変わらずは81。為替が円安方向に振れていたことなどを手がかりに日経平均とJASDAQ平均は買い先行で取引を開始。しかし、本日は大型株の物色が中心となったこともあり、買い一巡後はマイナスに転じ、その後は前日終値水準での推移となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>石光商事<2750>がストップ高で上昇率トップ。17年3月期の営業利益は前期比86.5%増の5.07億円になり、従来予想(4億円)を大幅に上振れた。また、今期の38.1%増益見通しも好感される流れとなった。曽田香料<4965>は、東レ<3402>と三井物産<8031>による同社株のTOB(公開買い付け)に関して賛同意見を表明。TOB価格の1株1140円にサヤ寄せする格好となった。佐藤渡辺<1807>は後場急伸し、年初来高値を更新。今期業績見通しは保守的との見方が優勢となったようだ。その他、アイレックス<6944>、オリコン<4800>、アイケイ<2722>などが上昇率上位にランクイン。<br/><br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【続落、データリンクスが上昇率トップ(】12日(金)<br/><br/>■概況■3073.94、-7.84<br/>12日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20が続落、J-Stock Indexは反発となった。値上がり数は261、値下がり数は368、変わらずは75。米株安の他、決算発表のピークと週末要因もあって模様眺めムードが強まったことを背景にJASDAQ平均は売り先行で取引を開始。その後も終日軟調な展開となった。<br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>データリンクス<2145>がストップ高で上昇率トップ。DTS<9682>が株式交換で同社を完全子会社化すると発表したことで関心が向かった。アイビー<4918>は、18年3月期の通期営業利益は50.00億円(前期比4.6倍)~60.00億円(同5.5倍)との大幅増収増益見通しを示し、増益幅の大きさがポジティブサプライズとなった。エン・ジャパン<4849>は、年初来高値を更新。前期実績や今期見通しの他、増配などの株主還元姿勢が評価された。その他、曽田香料<4965>、ポラテクノ<4239>、nms<2162>などが上昇率上位にランクイン。<br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>

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