東京市場は軟調か。欧州株はまちまちで米国株は下落。米国で百貨店のメーシーズが決算を受けて大幅安となったことが重しとなった。ドル円は円安一服の動きで、足元では113円70銭台で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて95円安の19865円、ドル建ては85円安の19875円で取引を終えた。海外動向からは売り先行のスタートが想定される。ただ、ダウ平均は序盤に3桁の下落となったところから小幅安まで盛り返しており、動きとしては悪くない。日経平均は今週の動きが非常に強く、下げたところでは押し目買いが入る可能性が高い。今週の2万円回復は厳しくなったが、引き続き決算銘柄を中心に活況な売買は期待でき、序盤に売りをこなした後は底堅い推移が続くと予想する。日経平均の予想レンジは19800円−19950円。