本日のマザーズ市場は、相場全体の好地合いを背景に堅調な展開が続いた。東証1部でも決算を受けて大きく値が動く銘柄が目立つようになり、個人投資家の関心がこうした銘柄に向かっている印象もある。しかし、マザーズ市場でも各種の期待材料を手掛かりとした物色が継続した。なお、マザーズ指数は5日続伸、売買代金は概算で1096.71億円。騰落数は、値上がり126銘柄、値下がり99銘柄、変わらず11銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ<2121>やSOSEI<4565>が堅調で指数をけん引したほか、同売買代金トップのソレイジア<4597>やGNI<2160>、DDS<3782>、グレイス<6541>などが上昇した。また、SMN<6185>が好決算や新事業への思惑から20%<br/>近い上昇となり、UNITED<2497>、ブランジスタ<6176>、中村超硬<6166>も10%超上昇した。UNITEDは投資先企業の上場期待が再燃したようだ。一方、アカツキ<3932>、ファイズ<9325>、ドリコム<3793>などが下落。また、フィット<1436>やテモナ<3985>は決算、あんしん保証<7183>やロックオン<3690>は業績予想の修正を受けて下げが目立った。<br/>

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