東京市場はもみ合いか。欧州株は上昇で米国株はまちまち。米ナスダック総合は本日も高値を更新とリスク・オンの流れは大きくは崩れていない。ただ、この流れを受けて114円台まで円安が進んでいたドル円が朝方に入って鋭角的に失速しており、積極的に上値を追う動きにはなりづらいと予想する。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて65円高の19955円、ドル建ては70円高の19960円で取引を終えた。基調としての円安は続いているため、底堅い展開は期待できるが、きのうの日経平均は2万円を前に伸び悩んでおり、為替にらみで神経質な展開が想定される。前日終値近辺から2万円までの間で一進一退の動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19800円−19980円。