東京市場は堅調か。欧米市場は仏大統領選結果を改めて好感する動きは限定的で小動き。米国株は利益確定売りをこなしつつも主要3指数がそろって上昇し、S&P500とナスダックは最高値を更新した。ドル円は円安基調が継続し、113円台に到達。足元では113円20銭台で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて45円高の19915円、ドル建ては55円高の19925円で取引を終えた。さすがに第1回投票の時のような熱狂相場とはなっていないものの、米国株はしっかりで、リスク・オンムードの継続が示唆される。日本株にとっては円安進行が何よりポジティブ。きのうは商いも大きく増加しており、基調の変化もうかがえる。CME225先物からは19900円近辺からのスタートが想定されるが、東京時間でも円安基調が維持されれば、節目の2万円に乗せる展開も期待できる。日経平均の予想レンジは19850円−20100円。