東京市場は堅調か。欧州株は軒並み休場で米国株はまちまち。米国の経済指標は弱めのものが目立ったが、決算期待からハイテク株が強含み、ナスダック総合は高値を更新している。ドル円は動意には乏しいものの基調としては円安で、足元では111円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円高の19345円、ドル建ては55円高の19365円で取引を終えた。東京市場は三連休前で積極的に動きづらいタイミングではあるものの、ここまでの値動きの良さや、海外市場の落ち着きが続いていることを好感して、しっかりの展開を予想する。きのうは決算銘柄の値動きが良かったこともあり、東証1部の売買代金も2兆2千億円台と、連休の谷間にしては商いもできていた。ドル円が112円をつけようかという動きになっていることも、先の株高への期待を高める。連休前の売り圧力は限定的で、買い優勢の地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19280円−19450円。