東京市場は堅調か。欧州株は小幅安。ECB理事会およびドラギ総裁会見は特段の材料とはならず、原油安が相場の重しとなった。米国株は小幅高。小動きが続いたが、決算期待から引けにかけて強含んだ。ナスダック総合は史上最高値を更新している。ドル円は111円20銭近辺で推移しており、方向感には乏しい。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて55円安の19235円、ドル建ては35円安の19255円で取引を終えた。
海外市場は総じて小動きだが、足元強い基調が続く日本株にとっては、外部環境に波乱がないことが買い材料になる。きのう引け後に発表された企業決算はまちまちではあったが、個別に値幅が大きく出る銘柄が増えることは市場の活況につながる。円安基調が大きく崩れていない点もポジティブで、総じて底堅い動きになると考える。日経平均の予想レンジは19200円−19380円。