10時05分時点の日経平均は前日比141.29円高の19220.62円で推移している。ここまでの高値は9時55分の19234.87円、安値は9時01分の19170.86円。25日の北朝鮮人民軍創軍85周年を通過し、市場では26日の米税制改革案への期待が高まっている。25日の米国市場においてナスダック総合指数が史上初となる6000ポイントを突破したことやSOX指数の続伸を受けて、半導体関連などハイテク株の上昇が目立っている。<br/><br/>為替市場では、ドル円は111円20銭台での推移。日経平均株価の大幅続伸を意識してリスク選好的なドル買いは継続している。<br/><br/>売買代金上位では、米空気圧縮機メーカーを12億4500万ドルで買収すると報じられている日立<6501>、25日に発表した16年12月期決算において孫会社の会計処理を巡る特損などが前期に比べ減少したことが好感された昭和電工<4004>、KKRと日本産業パートナーズによる株式公開買い付け(TOB)が5月以降に実施されると伝えられている日立国際<6756>の他、エムスリー<2413>、ソレイジアF<4597>、野村HD<8604>、三菱UFJ<8306>、東京エレクトロン<8035>、東芝<6502>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、SUMCO<3436>などが堅調。一方で、任天堂<7974>、スミダコーポ<6817>、日電産<6594>などはさえない。<br/><br/>(株式アナリスト 雲宮祥士)<br/><br/><br/><br/>

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