レノボ・ジャパンでは25日、昨年発表した「ThinkCentre M700 Tiny」を本体とする会議室向けテレビ会議システム「V-CUBE Box」の販売を開始したと発表している。加えて、時間と場所にとらわれない働き方の実現を支援するWeb会議サービスのライセンス、「V-CUBE One」の取り扱いも開始している。<br/><br/>「V-CUBE Box」は最大100拠点以上を接続可能なテレビ会議システムで、簡単な操作で初期セットアップが可能となる。また、ブイキューブ<3681>による24時間365日の日本語でのカスタマーサポートで安心できる利用環境となっている。さらに、「V-CUBE One」のサービスに含まれる「V-CUBE ミーティング」と組み合わせることで、PCやスマートフォン、タブレット端末とも接続することが可能となり、場所を選ばず「顔の見える」コミュニケーションをとることが出来るようにもなる。<br/><br/>レノボでは、自社のスマートデバイス製品と「V-CUBE Box」「V-CUBE ミーティング」を組み合わせることで、自宅や外出先のPCやタブレットからも利用可能なコミュニケーションツールのご提案が可能となるとしている。<br/><br/>レノボは売上高450億米ドルのグローバル企業で、個人向け、事業向け、企業向けに革新的なテクノロジー製品を提供、PCパソコン業界ではシェアトップである。日本法人であるレノボ・ジャパンも、NECと展開する合弁会社が国内PC販売でトップとなっている。ブイキューブにとっては、レノボグループの広範な販売網が生かされる形で、製品販売の拡大が期待できることになる。今後は製品開発の共同での取り組みなども想定され、短期的な業績寄与のみならず、中期的な業容拡大なども期待される状況になっていこう。<br/><br/><br/>

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