東京市場は堅調か。欧州政治リスクや地政学リスクが後退する中、欧米市場はそろって上昇。NASDAQ総合は史上初の6000p台に到達した。ドル円もリスク・オンの円安が進み、足元では111円台に乗せている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて110円高の19200円、ドル建ては135円高の19225円で取引を終えた。
米国株が企業決算を好感する格好で強い上昇を見せており、先高期待を一段と高めている。円安も伴っており、日本株には強い追い風となりそうだ。CME225先物からは19200円近辺からのスタートが想定されるが、節目の19000円でもたつくことなく上を試す流れとなっていることで、売り方の買い戻しも巻き込んでの追随買いが入りやすくなる。国内も本格化する決算発表への期待が高まりやすくなり、強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19180円−19380円。