ソニー<6758>:3741円(+149円)<br/>大幅続伸。17年3月期の通期予想の上方修正を発表。営業利益を2400億円から2850億円に、最終利益は260億円から730億円に引き上げた。金融事業や半導体関連事業などのコストが想定以上に減少したことが上振れの背景のようだ。また、18年3月期営業利益は5000億円以上とする公約を維持する公算との観測報道の他、一部証券の格上げ観測も支援材料となっているもよう。<br/><br/><br/>JVCKW<6632>:294円(+23円)<br/>急伸。17年3月期の通期予想の上方修正を発表。営業利益は48億円から57億円、最終損益が73億円の赤字から69億円に赤字幅縮小を見込む。コンセンサスでは、営業利益が会社計画と同水準の48億円程度とみられていた。オートモーティブ分野及びメディアサービス分野での販売が堅調に推移したことが主な要因となった。<br/><br/><br/>パナホーム<1924>:1216円(+185円)<br/>急騰。パナソニック<6752>との株式交換契約を合意解約し、パナソニックによる同社株のTOBに賛同を表明すると発表。買い付け期間は4月28日から6月13日で、TOB価格は1株1200円としており、これにサヤ寄せする格好。国内シェア向上や海外における一層の事業展開、人材不足の解消、販売管理費の低減等の課題を解決するには、両社が従来以上に連携を深める必要があると判断したようだ。なお、同社は上場廃止予定となっている。<br/><br/><br/>新光電工<6967>:775円(+57円)<br/>大幅続伸。17年3月期の通期予想を上方修正。営業利益を12億円から32億円に引き上げ、コンセンサス(15億円程度)を大幅に上振れたことが好感されている。売上減少と採算悪化が見込まれたフリップチップタイプパッケージが、サーバー向け等の高付加価値品を中心に需要が底堅く推移。また、半導体製造装置向けのセラミック静電チャック等が好調に推移したことなどが利益を押し上げたようだ。<br/><br/><br/>石川製<6208>:1460円(+197円)<br/>急伸。同社や豊和工業<6203>、日本アビオニクス<6946>など防衛関連銘柄の一角に物色が向かっている。4月25日は北朝鮮の人民軍創建85周年の記念日となっており、地政学リスクが改めて意識されているようだ。また、足元で中国空軍は爆撃機に厳戒態勢を取らせていると米CNNが報じている他、英デーリー・メール紙は「ロシア軍が北朝鮮との国境に部隊を派遣した」などと報じている。<br/><br/><br/>EAJ<6063>:1434円(+94円)<br/>一時1462円まで急伸。国際協力機構(JICA)より「海外セキュリティ・サービス契約」に関しての業務を受注し、4月からその提供を開始したと発表している。JICAは日本の政府開発援助(ODA)の実施機関として開発途上国に対する協力を行っている。同社はJICAと協力し、海外で活動するJICAの職員や関係者等に対してセキュリティ・アシスタンスサービスを提供して、JICAの海外における安全管理を支援する。<br/><br/><br/>WDI<3068>:1334円(+74円)<br/>急反発。17年3月期末に1株当たり2.00円の記念配当を実施すると発表している。普通配当10.00円とあわせ期末配当は12.00円(16年3月期は10.00円)となる。また、株主優待制度について、所有株式数に応じた株主優待券の贈呈金額を変更している。500株以上1000株未満保有の株主では、従来「WDI VIP CARD」と株主優待券1万円分だったところ、「WDI VIP CARD」と株主優待券2万円分になる。<br/><br/><br/>GNI<2160>: - 円( - 円)<br/>ストップ安売り気配。モルガン・スタンレーMUFG証券を割当先として第40回新株予約権(行使価額修正条項及び行使許可条項付)を発行すると発表している。潜在株式数は2000万株で希薄化率は最大17.54%となる。また、調達する差引手取概算額は合計約135.84億円となる予定で、4月18日に発表した米Berkeley Advanced Biomaterial,Inc.株式の取得費用等に充当する。ただ、本日は希薄化懸念が先行しているようだ。<br/><br/><br/>

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