東京市場は軟調か。米国株がゴールドマン・サックスやジョンソン・エンド・ジョンソンの決算が売り材料となり反落。ドル円は足元で108円40銭近辺と、やや円高に傾いており、きのうとは逆で、米国株安と円高が日本株の重石となる展開が想定される。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて110円安の18330円、ドル建ては60円安の18380円で取引を終えた。
米企業の決算に対する期待は高いだけに、注目度の高い銘柄が決算で下げ、それに対して米主要3指数も売り反応となったことはネガティブ。他の決算を見極めたいとの見方から、極端に下げる動きにはならないとみる。ただ、週末にフランス大統領選挙を控えたこのタイミングで、イギリスのメイ首相が6月に総選挙を実施すると発表しており、全体的には様子見姿勢が強まりそう。上値の重い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは18280円−18450円。