本日のマザーズ市場は、米株高や円高一服を受けて個人投資家のマインドが改善し、前日からの買いが継続した。マザーズ指数は節目の1000ptを回復してスタートすると、利益確定売りに押される場面もあったが、日経平均に比べ堅調に推移した。材料株や直近IPO銘柄、下げ過ぎ感のある銘柄が循環的に買われた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1129.98億円。騰落数は、値上がり191銘柄、値下がり35銘柄、変わらず10銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ売買代金トップのソレイジア<4597>や、アカツキ<3932>、Gunosy<6047>、TKP<3479>、DDS<3782>などが上昇。物流関連の直近IPO銘柄で思惑買いを集めたファイズ<9325>、リリースの観測されたイントラスト<7191>、このところ調整していたグレイス<6541>やグローバルW<3936>は10%超の大幅高。また、自社株買いやゲーム運営権取得を発表したメディア<3815>はストップ高比例配分となった。一方、メドレック<4586>、GNI<2160>、メタップス<6172>などが下落し、SOSEI<4565>は小幅に下げた。また、サイバーS<3810>が急反落し、マザーズ下落率トップとなった。<br/> なお、本日マザーズ市場へ新規上場した旅工房<6548>は買い気配のまま初値が付かなかった。<br/>

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