東京市場は堅調か。米国市場が休場の間に北朝鮮情勢が大きく悪化しなかったことを好感して連休明けの米国株は大幅上昇。ムニューシン米財務長官が長期的にはドル高が望ましいと発言したことを受け、ドル円も109円台に乗せており、米国株高・円安が日本株を上に押し上げる展開が想定される。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて165円高の18475円、ドル建ては215円高の18525円で取引を終えた。米国株は金融株がけん引する格好でS&P500の全11セクターが上昇しており、上げ方も良い。地政学リスクや仏大統領選は依然として相場のかく乱材料としてくすぶるが、日経平均は先週まで5週連続下落と軟調に推移していたことから、買い戻しだけでもそれなりの上昇は期待できる。CME225先物水準から示唆される18500円どころを意識する展開か。予想レンジは18400円−18580円。