11時00分現在の日経平均株価は18242.51円(前週末比93.12円安)で推移している。北朝鮮が16日に弾道ミサイル1発を発射するなど、引き続き同国やシリア情勢を巡る地政学リスクの高まりが警戒されている。円相場は朝方に一時1ドル=108円台前半まで上昇し、本日の日経平均はこうした流れを受けて95円安からスタートした。寄り付き後は下げ渋る場面が見られたものの、14日は海外主要市場が休場だったうえ、本日も欧州市場などが休場のため、海外勢の動きは限定的でマイナス圏でのもみ合いが続いている。<br/><br/>個別では、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>といった値がさ株が軟調で指数を押し下げているほか、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、東芝<6502>、みずほ<8411>、三井住友<8316>もさえない。SUMCO<3436>は3%安とやや下げが目立つ。また、住江織<3501>、IDOM<7599>、ブロンコB<3091>などが東証1部下落率上位となっている。一方、任天堂<7974>が2%超、PD<4587>が4%超上昇しているほか、ソニー<6758>、日本電産<6594>、JT<2914>などがしっかり。また、グリー<3632>が6%超上昇し、ローツェ<6323>や北の達人<2930>などとともに東証1部上昇率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

<HK>