東京市場は軟調か。先週末の欧米市場は休場。北朝鮮が米韓会談前にミサイルを発射したことなどから為替市場では円高が進行しており、足元のドル円は108円50銭近辺で推移している。時間外のCME225先物は円建てが大証日中終値と比べて10円安の18310円、ドル建ては70円安の18250円で取引を終えた。引き続き地政学リスクが強く意識される展開が想定される。18日の日米経済対話が一段の円高を誘因するとの懸念もあるほか、週末のフランス大統領選への警戒も強まりやすく、買いは期待しづらい。休場明けの今晩の米国株の動向を見極めたいとの見方から、商いも閑散が予想される。終日軟調な動きが続きそうだ。日経平均の予想レンジは18050円−18300円。