東京市場は軟調か。米軍がアフガニスタンのイスラム国(IS)に対して空爆を行ったことが伝わっており、上昇していた米国株が下げに転じて終えた。新たに浮上した地政学リスクを嫌気して、売り優勢の展開が想定される。ドル円は109円10銭近辺での推移。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて45円安の18355円、ドル建ては5円高の18405円で取引を終えた。今晩の米国市場は休場で、来週週初の新たな手がかりは乏しい。今回の米国の措置は北朝鮮に対するけん制との見方もあり、15日の故金日成主席の生誕105周年祭を控え、軍事的緊張も高まる。続出するネガティブ材料を受けては買いは入りづらく、弱い動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは18150円−18350円。