東京市場はもみ合いか。欧米市場はともに小動き。イエレンFRB議長の講演において、緩やかな利上げを見込んでいる旨の発言があったことから、ドル円は朝方にやや円高に振れており、足元では110円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて45円安の18755円、ドル建ては10円高の18810円で取引を終えた。海外市場からは新たな手がかりには乏しい。ただ、先週末に続いて海外市場が落ち着いた動きとなったことで、売り込む材料にも乏しい。円安一服やきのうの上昇の反動で弱めのスタートは想定されるが、下値も限定的で、小動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは18700円−18850円。