本日のマザーズ市場では、前日のマザーズ指数が3%超の大幅下落となっただけに、日経平均の反発に連れて買いが先行した。ただ、相場全体の不安定感が強まっていることから買いは広がらず、マザーズ指数の戻りは限定的となった。日中はマイナス圏で推移する場面も多かった。個別株でも値動きの荒さが目立った。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で1109.00億円。騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり113銘柄、変わらず10銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ売買代金トップのファイズ<9325>や、SOSEI<4565>、ユーザーローカル<3984>、DDS<3782>、サイバーダイン<7779>などが上昇。人気が続いている直近IPO銘柄のファイズは引けにかけて強含んだ。主力サービスがIT導入補助金の対象となったシャノン<3976>がストップ高となり、同じくオロ<3983>も11%高と大きく買われた。その他ではアスカネット<2438>やHMT<6090>が10%超の上昇となり、本日制限値幅が拡大された夢展望<3185>も22%超高と大幅続伸した。一方、ソレイジア<4597>、TKP<3479>、WASHハウス<6537>などが軟調で、ミクシィ<2121>やアカツキ<3932>も小幅に下げた。このところ人気だった介護関連銘柄が利益確定売り優勢となり、IIF<6545>は10%<br/>安と急反落した。<br/>

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