東京市場は反発か。欧米株はそろって上昇。原油価格の上昇を受けてエネルギーや資源関連に買いが入った。ドル円はリスク回避の円買いが一服し、足元では110円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて80円高の18900円、ドル建ては145円高の18965円で取引を終えた。欧米株高を受けて買い優勢の展開が想定される。米国株は小幅な上昇にすぎないが、日経平均はきのうの下げ度合いが大きく(172円安)、海外市場の落ち着きは強い買い材料になる。原油の上昇はリスク・オンすら意識されること、ドル円が朝方にかけて一段と円安に振れていることなどを鑑みると、売り方の買い戻しも巻き込み、大幅上昇の可能性もあるとみる。予想レンジは18800円−19000円。