本日のマザーズ市場では、日経平均が自律反発の流れとなったのに対し、前週後半の上昇を受けた利益確定売りが優勢となった。マザーズ指数は買いが先行したものの、朝方にはマイナスに転じ下げ幅を広げた。引き続き個人投資家の関心は中小型株に向かっている印象だが、相場全体の地合いがやや弱いため、買い一方向には傾きにくいようだ。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1238.86億円。騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり155銘柄、変わらず7銘柄となった。ただ、マザーズ指数は25日線をやや上回って本日の取引を終えている。<br/> 個別では、直近IPO銘柄のユーザーローカル<3984>が後場急速に値を崩したほか、SOSEI<4565>、うるる<3979>、DDS<3782>、アスカネット<2438>、ビーグリー<3981>などが下落。また、UMN<4585>が債務超過による上場廃止に係る猶予期間入りでストップ安となり、MRT<6034>、エーバランス<3856>、トライSTG<2178>は10%超の下落となった。一方、直近IPO銘柄のソレイジア<4597>がマザーズ売買代金トップでストップ高となった。夢展望<3185>は親会社であるRIZAP−G<2928>との覚書締結を受けて連日のストップ高比例配分。その他、ファイズ<9325>、GNI<2160>、TKP<3479>、ミクシィ<2121>、アカツキ<3932>などが上昇した。<br/>

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